2019年6月11日火曜日

中華アクションカメラの時刻合わせをバッチファイルでやってみた( time.txt userconfig.txt setdate.txt の作成 )

以前、サンコーレアモノショップデュアルアクションカメラ (現在は完売につき販売終了)を買いました。

このカメラは、前後録画できて便利なのですが、タイムスタンプの時刻合わせに 専用ソフト を使う仕様になっています。

watprca3-time.exe という名前の ソフト/アプリ がそれなのですが、このファイルが Windows Defender でトロイの木馬として検出されてしまいます。(誤検知?)

似たような中華系アクションカメラ用に、別名(WriteTime.exe とか)で配布されてたりするのですが、内容は同じようです。

watprca3-time.exe を実行すると、Windows から現在の日時を取得して setdate.txt time.txt userconfig.txt の3つのファイルに書き出します。

そこで、watprca3-time.exe を実行した時と同じ内容のファイルを書き出すバッチファイル、 WiteTime.bat を作ってみました。

このバッチファイル WriteTime.bat を利用してみた所、専用ソフトと同様に時刻設定できました。

専用ソフトが、ウイルス検知される等の理由で利用を躊躇されている方は、ぜひ、こちらのバッチファイル WriteTime.bat を利用してみてください。

●バッチファイル WriteTime.bat の作成手順

※あらかじめ Windows の設定で拡張子を表示する状態にしてください※
以下のコマンド文をメモ帳などに貼り付けて、WriteTime.bat (拡張子が .bat であれば名前は何でもOK)等の名前で保存します。

@echo off
set V=%date:/=-% %time:~0,8%
call :Trim %V%
set /P<nul=%V%<nul > time.txt
set /P<nul=%V%<nul > userconfig.txt
set /P<nul=%V%<nul > setdate.txt
:Trim
set V=%*

●時刻設定の準備
※ 以下の記事は Windows7 以降限定です

まず デュアルアクションカメラ のスイッチを OFF にします。

デュアルアクションカメラに SDカード を挿した状態で、 Windowsパソコン と USBケーブル で接続します。

接続すると、カメラの緑と赤のランプが点灯します。
4~5秒後に緑のランプが消えましたら、カメラ側のスイッチを ON にします。

カメラがパソコンに、 USBメモリデバイス として認識されますので、そこに、WriteTime.bat をコピーしてください。

●時刻設定手順

WriteTime.bat を実行すると、 time.txt userconfig.txt setdate.txt の三つのファイルが作成されます。

USBケーブル を接続したままの状態で、 デュアルアクションカメラ の 電源スイッチ を OFF → 緑のランプが消える → ON します。

再び、パソコンに USBメモリデバイス として認識されますので、内容を確認します。

setdate.txt だけ消えて、 time.txt と userconfig.txt の二つのファイルが残った状態となれば、時刻設定完了です。

WriteTime.bat は、ファイルサイズ が非常に小さいので、SDカード から消さずに置いたままでも良いでしょう。時刻が狂った際に、再度、上記の手順で WriteTime.bat を実行する事で、時刻合わせができます。

(注)SDカードをフォーマットした場合、再度、時刻合わせが必要になります。また、完全に充電が切れると、時刻が狂いますので、その際も、充電後に時刻合わせを行ってください。